東京電力にスマートメータの設置を依頼
2016/05/22
4月から電力自由化で、使用する電力会社を選ぶことが出来るようになりました。
東京電力もそれに備えて新プランを発表しています。
その中で少し気になったのが、スタンダードXプランです。
利用料金は他の新プランと同じですが、通常使用アンペア数で決まる基本料金がスマート契約というもので決まるそうです。
スマート契約
スマート契約では、基本料金が過去一年分のピーク使用電力に基づいて決まります。
ピーク使用電力は30分ごとの使用電力によって決まるそうです。
詳しくは以下をご覧ください。
スマート契約の料金
スマート契約ではピーク電力1kWあたり561.6円かかります。
1kWは100Vでは10Aに相当します。
従来契約だと10Aあたり280.8円なので一見高くなっているようですが、
瞬間的なピークではなく、30分単位の使用電力で決まるそうなので、実際どの程度になるのかは、まったく分かりません。
スマートメーターがあれば確認できる
スマートメーターが設置されていれば、東電のでんき家計簿を使用して30分ごとの使用電力がわかるそうです。
ただし、スマートメーターは現在導入され始めた段階で、いずれは全世帯に設置されますが、設置完了の予定は2020年だそうです。
我が家も含め大体の家庭は、スマートメーターが設置されていない状態です。
なんとか使う方法はないのかと調べてみた結果、スマートメーターは東電に依頼することで、数週間で無料で設置してもらえることが分かりました。
スマートメーターの設置依頼方法
ようやく本題ですが、スマートメーターは普通に設置を依頼しても、導入の順番を早めることはできません。
が、電力メーター情報発信サービス(Bルートサービス)を申し込むことで、数週間で導入してもらうことができます。
電力メーター情報発信サービス(Bルートサービス)
電力メーター情報発信サービスとは、スマートメーターから対応している機器へ情報を送信するサービスです。
電力会社への使用電力情報送信がAルートで、他のところへ情報を送ることからBルートサービス、だそうです。
HEMS(Home Energy Management System)と呼ばれる対応している装置を設置するのが前提ですが、こちらは自分で準備するもので、特に確認されたりはしなさそうです。
ちなみに購入すると数万円しますが、フレッツ光を使用していれば、フレッツミエルネというサービスで月額200円で使用できます。
もし聞かれたらこれを導入予定だと答えようと思います。
電力メーター情報発信サービスへの申し込み
電力メーター情報発信サービスへの申し込みは「電力メーター情報発信サービス(Bルートサービス)について」からできますが、お客様番号ではなく、供給(受給)地点特定番号というものが必要になります。
地点特定番号は今年から、電気料金の明細に載るそうです。
またカスタマーセンターでも調べてもらえます。
私は手元に明細がなかったので、カスタマーセンターで調べてもらいました。
ただカスタマーセンターでも、今年から調べることができるようになった番号のようであまり慣れていないのか、それほどスムーズには行かなかったので、明細があればそちらを見た方が早いと思います。
申し込みは、地点番号さえ分かれば、住所など基本的な情報を入力すれば終了します。
スマートメーター取り付け工事
申し込みから数日後に「電力メーター情
5営業日以降の工事希望日(平日)を入力すると、問題なければその日に工事が行われます。
すっかり忘れて不在にしていましたが、不在での工事を希望しておいたので、いつの間にか変わっていました。
でんき家計簿から30分ごとの使用電力が確認できるようになるのはスマートメーター設置の次の検針以降だそうです。
でんき家計簿 時間別グラフ
スマートメーター設置後の初めての検針日の翌日からでんき家計簿に時間別のグラフが以下のような感じで表示されるようになります。
みれるようになるのは検針日以降ですが、スマートメーター設置後のデータは全てみることができるようになります。
表示されるのは30分ごとの使用量なので、おそらく2倍した量でピーク使用電力が判定されるのだと思います。
まだ10日分くらいしかデータはありませんが、我が家では乾燥機を使用した際に1kWhとなっていたので、スマート契約にした場合、基本料金は1123.2円になります。
実際には1年のピークで次の月の基本料金が決まるので、1123.2円以上になる可能性があります。
我が家の契約は40Aで、現在の基本料金は1123.2円なのでなんとピッタリ変わらないという結果になりました。
よくできいてますね。