三越MIカードが改悪!? 優待からポイントへ この機会にエムアイ友の会を始めてみる
2016/06/17
我が家では三越の買い物にはMIカードを使って5%割引の優待を使用しています。
先日三越から特典改定のご案内というお知らせが届いたので中身を見てみるとどうやら2016年4月から特典の内容が優待からポイントに変わるようです。よく見てみた結果、我が家にとっては改悪だと考え、替わりにエムアイ友の会を始めることにしました。以下詳細です。
特典の変更内容
優待からポイントになるのは改悪?
割引からポイントになるのは改悪です。たとえ割り引き率とポイントが同じでも、ポイントでの買い物にはポイントがつかないのでその分割引よりも不利だからです。
具体例
10万円の買い物をした後に、5000円の買い物をするケースを考えてみます。
割引ならばどちらも5%割引でそれぞれ9万5000円、4750円で買い物をすることができ、計9万9750円です。
ポイントの場合、10万円分の買い物でポイントが5000円分付き、それを5000円の買い物に使用することになるので、計10万円で残るポイントはゼロです。
一応もともとポイントや優待の付かない3000円未満の買い物の際に使えば、ポイントでも割引でも同じ結果になます。しかし、ポイントには期限内に使えず、失効してしまうリスクもあります。
還元率のテーブルの変更
これまでは20万円以上使用で7%、50万以上使用で8%、100万以上使用で10%でしたが、30万以上使用で8%、100万以上使用で10%に変更されます。一律に改悪とは言えませんが、我が家の使用金額程度(~20万程度)では改悪です。
ボーナスポイント
年間のカード使用金額が200万以上ならボーナスポイントがあるようですが、メインカードにしてやっと届くか届かないかといった金額です。改善ですが、我が家では特に影響はなさそうです。
ポイントが1ポイントから使えるように
これは改善です。今までは1000ポイントためて金券に変更するしかありませんでしたが、改定後は1ポイントから使えるようです。
他の選択肢
もともとMIカードは3000円未満の買い物には優待が付かず、ヴィトンなど一部ブランドのショップは優待対象にならないなど、あまり使いやすいカードではありませんでした。
この機会に他の選択肢である、株主優待とエムアイ友の会を検討してみました。
株主優待
三越伊勢丹の株を買うと、株主優待で株数に応じた金額まで10%の割引が受けられます。最低の100株で15万までです。
今は三越伊勢丹の株価は約2000円なので、20万円で1万5000円の割引が受けられるので優待の利益率は7.5%でかなり高いと思います。
ヴィトンなどで使用できないのは同じですが、MIカードと違い、最低利用金額は100円からなので使いやすいです。
ネックなのは支払方法が限られていることで、クレジットカードはMIカードのみでしか支払いができません。
お歳暮などでよく使うネット通販の場合はクレジットカードが必須になるので、結局MIカードが必要になってしまいます。
エムアイ友の会
毎月積み立てていって、満期後にボーナス付きで買い物に利用できる友の会です。1年コースではちょうど1ヶ月分ボーナスが付きます。単純計算では8.3%、積み立てを考慮した年率では16.6%に相当します。
三越で使えない店舗はなく、最低利用金額もありません。ネット通販でも使用できます。
積立額は月5000円単位で自由に決めることができます。
仮に紛失したとしても、再発行してもらえます。
悪用されたときに備えて、一回の使用金額に上限をつけることも出来ます。
デメリットとしては、発行や受け取りの際に窓口まで行かないといけないところでしょうか。
一度始めてしまえば、受け取りのときに継続もできますが、一年に一度は窓口に行く必要があります。
時期によってはかなり窓口がかなり混雑することがあるようです。
結論
エムアイ友の会が一番お得かつ、便利そうなので早速積み立てを開始しました。
去年の使用金額が18万円だったので、月1万5000円の積み立てです。
カードは年会費がもったいないので来年には解約しようかと思います。