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2015年 マイナンバーカードを使ってe-taxでの確定申告

      2016/02/27

去年の確定申告の記事ではちょうど公的個人認証カードの電子証明書が切れるので、2015年の確定申告はe-taxでやるか迷っていると書いていましたが、マイナンバーが導入され、マイナンバーカードに電子証明書が標準搭載ということもあり、今年も懲りずにe-taxで確定申告です。

通知カードが来てすぐに(11月中旬)マイナンバーカードの交付申請をしていましたが、なかなか交付通知書がこず、今年は書面提出もやむなしかと思っていたところ、ようやく2月半ばに交付通知書が届きました。
さっそくマイナンバーカードを受け取りにいって、確定申告をしました。

マイナンバーカードには電子証明書が標準搭載のため、コストをかけずにe-taxを利用できます。
が、やっぱりe-taxより書面提出のほうが楽なんじゃなかろうかというのが、終わってみての感想です。

e-taxで確定申告を行うための準備

e-taxで手間取った去年の反省をふまえ、今年はつまづかないように慎重に作業を行いました。

推奨環境を使う

WindowsでIEを使うのが間違いないです。
WindowsはVista+IE9が推奨環境外になっていて、少し焦ったのですがAdobe Readerのサポートが終了したためらしく、特に問題なく行えました。
Macも一応サポートされているのですが、作業も多い上にSafari9が推奨環境外のためか、ブラウザ上でICカードリーダーが認識されず、うまくいきませんでした。
Windowsでするのが、やはり無難です。

何はともあれ、インストール

去年もe-taxを使っていたとしても、今年用のソフトをインストールする必要があります。
不思議なことに確定申告しようとしていても、なかなかスムーズにたどり着けませんが以下からダウンロードできます。

マイナンバーカードの向きに注意

マイナンバーカードは裏面にICチップがついているので、裏を上にしてICカードリーダーに入れないと認識されません。
これに気づかず、認識されないからとドライバのアップデートと再起動をしてしまいました。

利用者識別番号とパスワードの確認

e-taxには利用者識別番号とパスワードが必要です。

一度取得してしまえば何回でも使えるのですが、一年に一回しか使わないので分からなくならないよう、しっかりメモっておきましょう。
特にパスワードは電子証明書自体にもパスワードがあるので紛らわしいです。

電子証明書の再登録を行う

電子証明書が変わった場合は再登録が必要です。

確定申告書作成コーナーのトップのメニューもしくは、e-taxでの確定申告書作成過程で再登録が可能です。

e-taxでの確定申告

今年の申告内容

今年はふるさと納税、医療費控除、生命保険料控除の申告をしました。

生命保険料控除は年末調整でもできますが、どうせ確定申告するのでと思い、年末調整では提出しませんでした。
ふるさと納税は、今年から限度額が2倍になったこともあり、件数が増えて入力が大変でした。
医療費控除も件数が多いので、面倒です。

税務署へ持っていったら全部あっちで書類作ってもらえる、とかいう噂も聞きましたが。

書面提出からe-taxへ切り替える方法

今年はマイナンバーカードが間に合わないかと思い、書面提出用で確定申告のデータを作り始めていました。

保存したデータで作成再会して進めていくと、書面提出しか選べません。
すでにふるさと納税のデータを入力してしまった後だったので、その作業を繰り返すのは避けたいところです。

なかなか方法が見つからず、焦ってしまいましたが、申告書等の作成->申告書の作成をはじめる前に、という所まで戻ればe-taxか書面提出かを変更することができます。

書面提出からe-taxに切り替える方法

書面からe-taxに切り替えると必須入力項目が増えるので、入力したところを再確認する必要があります。
私の場合は、生命保険料控除の生命保険会社の名称とふるさと納税の住所でした。

ふるさと納税の入力

ふるさと納税は寄付金控除の所に入力します。

件数が多い場合(3件以上)、入力が必要な項目は書面とe-taxで違っていて、書面の場合は寄付証明書を添付するため、寄付先の名称と住所を省略することができます。
e-taxは全ての項目必須です。

ふるさと納税の場合、件数が多い上に自治体の名称や住所は読みが難しいこともあるので入力はなかなか面倒です。
自治体によっては住所や電話番号を寄付証明書に載せていないところもあります。

さすがに役所の住所を調べて記入する気にはならなかったので、都道府県+自治体の名称を入力しておきました。

書面提出の場合、日付と金額だけでよいのでかなり楽になります。かさばる証明書も提出して取っておく必要ないですし。

e-taxのメリットって。。
まあ書面提出だと寄付証明書全部送るので、送料が高くなりますかね。レターパックライトで360円ですが。

医療費控除の入力

今年は第二子の出産もあり、医療費控除の申請もしました。

これも件数が多く面倒なのですが、幸いエクセルシートに入力して読み込むことができます。
医療費控除ファイル選択医療費集計フォーム

これも件数が多く大変ですが、病院ごとにまとめて入力すると、名称と住所のコピペが簡単なので少し入力が楽になります。

e-taxでの送信

全て入力が終われば、e-taxで送信します。

今年はちゃんと準備していたおかげで、送信はスムーズにいきました。

まとめ

マイナンバーカードを使って、e-taxで確定申告をしました。
マイナンバーカードを使えば、電子証明書の取得費用がかからないので、コストをかけずにe-taxが利用できます。

今年は比較的スムーズにe-taxで確定申告ができましたが、書面提出だとふるさと納税の入力項目が少ないので、書面提出の方が楽だった気がします。

せっかくマイナンバーを導入したのですから、もっと活用してe-taxでももっと楽に確定申告できるようにしてほしいものです。

 - 税金

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