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IIJmioの欠点!? 転入前に名義をそろえる必要あり

      2015/08/04

当サイトでも料金比較記事などを書いたりして、お勧めしているIIJmioのみおふぉんですが、4月より高速データ通信の容量が増加し、みおふぉんダイヤルやファミリー通話割引など新サービスが登場しました。

サービスが良くなる事はもちろん歓迎できるのですが、今回はあえてサービス面ではなく、契約面でのIIJmioのいまいちな所を取り上げてみたいと思います。

名義の取り扱いが微妙

IIJmioでは契約時に作成するmioIDと契約者の名義が一対一で結びついています。一人の人が複数mioIDをもつ事もできませんし、一つのmioIDで複数の名義の契約をすることもできません。

またIIJmioで契約している回線の名義変更をしてもらうこともできません。

1枚のsimのみを契約している間はそれで特に問題はないのですが、ファミリーシェアプランを使用したり、IIJmioひかりを契約したりするときに問題となることがあります。

ファミリーシェアプランへのMNP

ファミリーシェアプランでは4月からは10Gを最大三枚のSIMで分け合うことができます。ファミリーという名前がついている通り、当然家族数名で使う事を想定したプランだと思います。

従来は1枚までしかMNP転入に対応していませんでしたが、3/17からは追加simに対するMNP転入に対応しました。

しかしファミリーシェアプランの場合1つのmioIDでの契約となるため、全てのsimは名義は全て同一である必要があります。

MNPの場合、名義は転入前と転入先で同一になります。またIIJmioでの名義変更もできないため、ファミリーシェアプランにMNP転入するためには転入前の会社で、名義をmioIDと同じものに変更する必要があります。

後述するフレッツ光ほどではありませんが、携帯電話の名義変更も比較的面倒な手続きが必要なんですよね。
またあまり考えたくないことですが、みおふぉんを契約中に死亡、離婚など名義を変更する必要がでた場合、結構困りそうです。
将来子供が独立したりした場合も支払いを分けたりすることはできません。

まだ家族で転入するには若干使いにくいなという印象です。

IIJmioひかりへの転用

IIJmioひかりを契約して、みおふぉんとのセット割り、mio割を適用する場合、やはり同一のmioIDで申し込む必要があります。
新規で光回線を申し込む場合は特に問題ありませんが、既存のフレッツ光回線を転用する場合面倒な手続きが必要になる場合があります。

光回線の転用もMNPと同様で名義は転用前と転用後で同一のものとなります。光回線もIIJmioでは名義変更に対応していませんので、もし、光回線の名義がみおふぉんの名義と別の場合、mio割を適用させるためにはフレッツ光の名義変更をする必要があります。

フレッツ光の名義変更はかなり面倒

フレッツ光を名義変更する場合、相続等でない場合は譲渡という手続きになります。

この譲渡という手続きはかなり面倒で、印鑑登録証明書が必要になります。印鑑登録をしていない場合は、印鑑登録からする必要があります。

以下のサイトに手続きの詳細をまとめています。

 

ファミリー通話割引

四月から開始した、ファミリー通話割引もファミリーという名前が付いていますが、実態は同一id間の回線での通話割引です。

名義が違う回線が複数あった場合は家族間であったとしても割引は適用されません。

また現在は名義変更やidの集約等はできないので、名義が違う既存回線が複数ある人はファミリー割引は諦めるしかありません。

 

まとめ

以上のようにIIJmioでは最初に契約したmioIDでの名義の変更やIDをまたぐようなサービスや割引は一切対応していません。

またIIJmio内での名義変更やmioIDの変更等も対応していないので、他社で名義を統一したあとに、転入しないといけない状況です。

ファミリー向けをうたっているサービスもありますが、これでは実際に家族で使うにはハードルが高い気がします。

現状対応していないのは、おそらく確認作業の煩雑化を避けるためだと思いますが、この点が解消されればさらに使い勝手がよくなると思います。

将来的にはぜひ改善して頂きたいと思います。

 - MVNO

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