食洗機を賃貸に自分で設置 分岐水栓がつかなくても工事不要!
我が家でもとうとう念願の食洗機こと食器洗い乾燥機を導入しました。
使ってみると非常に便利なのですが、食洗機は電源、給水、排水と接続しないといけないコードが多く、他の家電と比べて取り付けがややハードルが高いのです。
我が家は賃貸住宅で、水栓が分岐水栓が取り付けられないタイプだったため、設置の前に、工事不要で食洗機が取り付け出来ないかといろいろと検討しました。
食洗機の設置方法
シンクの近くに電源があれば、取り付け自体は大体可能です。
ただし、扉が上に開くような機種は高さが結構あるので、そこは注意が必要です。
我が家では気にせず購入したら、結構ギリギリであぶなかったです。
また、給水ホースの取り付けが場合によってはシンク周りの工事が必要になることもあります。
賃貸住宅にすんでいると、工事の許可がおりなかったり、退去時の原状回復費用がかかってしまったりと、工事はなるべく避けたいところです。
また工事費も安いものではないため(1万円〜)となるべくなら自分で取り付けして、コストを抑えたいところです。
食洗機の給水ホースは以下のような方法で設置できます。
分岐水栓
賃貸住宅の場合は、設置可能であれば、水栓に分岐水栓をつけるのが良いと思います。
工事も簡単で、退去時にも簡単に元に戻せます。部品代は約1万円です。
デメリットは部品が水栓ごとに異なるので、引越先で使い回せる可能性が低いことでしょうか。
水栓交換
分岐水栓が設置できない場合は、水栓自体を分岐水栓が取り付け可能なものに交換してしまうということもできます。
ただし、シンク下の奥なので工事の難易度は高く、交換する水栓にもよりますが、大体2万円以上+分岐水栓も必要なのでコストもかかります。
さらに水栓の機能自体も分岐水栓がつかない水栓のほうが、ホースになっていたりしたりして、良い場合が多いです。
退去時に元に戻すためには、古い水栓もとっておいて付け替えの工事が必要になります。
給水コンセント
食洗機用の給水コンセントを新たに追加してしまいます。
見た目は一番スッキリするとおもいますが、シンクに穴を開ける必要がり、元に戻せなくなるため、賃貸の場合は工事に許可が必要です。
原状回復の無い形で許可はおりづらく、最悪退去時にシンク交換等が必要になる場合もあります。
工事自体もシンクに穴を開ける必要があるので、難易度は高めです。部品代は約1万円です。
我が家も検討してみましたが、許可がおりずに断念しました。
給水コンセントをシンク下に取り付け
シンクに穴をあけずに、給水コンセントをシンクの下に取り付けます。
給水ホースはシンクの下の扉からつなぎます。
扉がしまらなくなるので、見た目はイマイチですが、工事も簡単で退去時に元に戻すことも可能です。
さらに給水コンセント自体の取り付けはできるところが多いので、引越し先でも同じ部品が使い回せます。
給水ホースを外せば扉はしまるので、使用してないときや人がきたときは給水ホースを外すようにする、ということもできます。
我が家はこの方法を採用してみました。
給水コンセントの取り付け方
給水コンセントの取り付け箇所
給水コンセントはシンク下の止水栓(下記画像の赤)に取り付けます。
我が家はマイナスドライバーでまわすタイプでしたが、ここがハンドルになっているタイプもあるようです。
ここが外れるタイプの止水栓ならば取り付け可能だと思います。
食洗機の給水は、温水を使う際にガスでわかしたほうが効率がよいため、特に理由がなければお湯のほうに取り付けます。
給水コンセントの取り付け方法
水道の元栓をとめ、水道から水がでなくなったのを確認して、止水栓のナットを外します。
必要な工具はモンキーレンチ等です。
ナットのサイズが大きいので家にあるスパナだとサイズがあいませんでした。
取り付けると以下のようになります。
シンク下の扉をあけて、食洗機の給水ホースに接続します。
応用としては、工事や原状回復の簡単な扉に穴を開けて給水コンセントを設置する、という方法もあるかと思います。
追記
現在は扉を外しています。意外とすっきりしていいですよ。
我が家で購入した食洗機と給水コンセント
現在は据え置き型の食洗機はパナソニックしか販売していないようです。
我が家では6人用のNP-TR8という機種にしました。
6人用といっても、食器の形がそろっていないと、さほど入りません。
小さいサイズも販売しているようですが、大きい方がお勧めです。
現在は新機種が発売されているようです。
パナソニックの食洗機に対応している給水コンセントです。
賃貸で分岐水栓が付かない場合のご参考になればと思います。