SeesaaブログとAdSenseのauth/article_preview問題を解決 二次審査落ちを防げ!
2015/11/15
当サイトでは先月Google AdSenseの審査に挑戦し、なんとか審査通過できたので、現在はAdSenseの広告を貼っています。
ただ一度二次審査落ちしてしまったのでそのときの記録と対策を残しておきます。
私はAdSenseの審査は減点方式だと感じています。
どんなにいい記事やサイトを作っていても、AdSenseのポリシー違反になるようなことがあれば審査通過することはできないと思います。
AdSenseの審査の際には、(そしてその後も)ポリシー違反が起きないように細心の注意を払う必要があります。
AdSense審査の流れ
以下当サイトの審査の流れです。
- 2/5 アドセンス一次審査申し込み
- 2/5 数時間後、一次審査通過
- 2/7 アドセンス広告をサイトに貼る
- 2/7 数時間後、auth/ariticle_previewの問題で二次審査落ち
- 2/7 問題を修正し、再審査申し込み
- 2/8 一次審査通過
- 2/15 二次審査通過
一次審査は通常は数時間で終わるようです。ただ再審査申請後は1日ほど時間がかかるようです。
二次審査はある程度アクセス数があったページがチェックされるようです。
他サイトの記事を見ると、3-4日で終了するとのことでしたが、再審査のため1週間ほどかかったのか、アクセス数の関係なのか、それとも記事数増加なども見られてるのかわかりませんが、当サイトでは1週間ほどかかりました。
auth/ariticle_previewの問題
Seesaaブログでアドセンスの広告を貼ろうとするとよくおこる問題のようです。当サイトでは以下のような審査落ちメールをもらいました。
前回のメールでお伝えしましたように、AdSense コードがお客様のサイトに配置されましたので、
引き続きお申し込みの審査を行いました。その結果、 お客様のアカウントで次の違反が確認されましたので、 アカウントは不承認となりました。 承認されなかった理由は次のとおりです。
サイトは審査不能: http://xxxxx.seesaa.net/
auth/article_preview を審査する際に、サイトがダウンしているか、 表示できない状態でした。YouTube や Blogger などの AdSense ホスト パートナーからお申し込みいただいた場合、 審査の時点でホストされたサイトが利用できないか、 見つからない(削除された)状態でした。
auth/ariticle_previewとは
auth/aritcle_preview/のページはSeesaaブログで記事のプレビューを行うときに表示を行うURLです。
Googleに指摘されている、auth/ariticle_previewは有効なURLではないので、404 Not foundとなります。
素直にメールを読むとなぜかGoogleがauth/ariticle_previewという無効なURLにアクセスしようとして、エラーになっているように読めますが、このページにコンテンツがないためではないかという意見もあるようです。
このページ自体は誰でもアクセス可能ですが、正しくプレビューが表示されるのは記事idなどの情報がpostされる記事編集ページからのみです。
つまり自分以外の人がこのページにアクセスしたとしても、表示されるのは以下のような空の記事のみです。
正確には自分であっても、アドレスバーに直打ちするなど記事編集ページ以外からアクセスした場合は空の記事が表示されます。
それはgoogleにとってももちろん同じで、正しいURLにアクセスしていたとしても、コンテンツの無いページと判断されてしまいます。
いずれにせよ、このページからアドセンスの広告にアクセスがあった(多かった)場合は、コンテンツが無いページもしくはスラッシュ無しの無効なページに対して審査が行われ、当然審査落ちしてしまいます。
auth/ariticle_previewでの審査落ちへの対策
上記のようにauth/article_previewへの審査が行われてしまうと100%審査落ちしてしまいます。
これを防ぐためにはこのページへの審査が行われないようにする必要があります。
一部ネット上には毎日記事を更新すればpreviewのページが表示されるので大丈夫だと書いてあることもありますが、少なくとも2015年現在は更新に関わらず、このページは外部からのアクセスは無効なので意味がありません。
プレビューを使わない
主にこのページへアクセスするのは自分なのでプレビューを使わなければ、アクセス数がなくなり審査も行われません。
私が数時間で2次審査落ちしてしまったのは、この日何度も記事を手直ししていて、プレビューを計数十回していたためだと思います。
ただし、第三者がアクセスしてしまう可能性を排除できないので、この方法は完全ではありません。
また、審査通過後もアカウント停止の恐れがあるのでプレビューを使うことができなくなります。
プレビューページに広告を貼らない
Adsenseのコードを多少いじる必要がありますが、プレビューページに広告を貼らなければ、アクセスもおきず、審査も行われません。
現在推奨されている非同期コードの場合、以下のように
(adsbygoogle = window.adsbygoogle || []).push({});
がプレビューページ以外で実行されるように
if(location.href!="http://kantan-life.seesaa.net/auth/article_preview/"){}
でくくります。kantan-life.seesaa.netの部分はサイトのドメインに変更してください。
<script async src="//pagead2.googlesyndication.com/pagead/js/adsbygoogle.js"></script> <ins class="adsbygoogle" style="display:inline-block;width:300px;height:600px" data-ad-client="xxxxxxxxx" data-ad-slot="xxxxxxxxxxx"></ins> <script> if(location.href!="http://kantan-life.seesaa.net/auth/article_preview/"){ (adsbygoogle = window.adsbygoogle || []).push({}); } </script>
審査中は広告が表示されないので、効果がわかりにくいと思いますが、以上で広告がプレビューページには表示されなくなります。心配な方は
document.write("non preview page");
などと、文字列を出力させるとちゃんと動いているかどうか確認できます。