Seesaaブログの検索結果の表示がイマイチなので思い切ってmeta descriptionを消してみた
2016/04/06
最近当ブログの検索結果のうち、検索結果がイマイチなものがあることに気づきました。
下のスクリーンショットのように、記事の最初のほうではなく、タイトル+ブログ紹介が表示されている記事があるのです。
タイトルは上に表示されてますし、当ブログの話題は比較的多岐にわたっているので、それぞれの記事にブログ紹介が載ってもいまいちピンとこないのではないかと思います。Zenfoneの記事を見に来たのにふるさと納税とか書いてあると微妙ですよね。
どうやらこれは<meta name=”description” >というタグの内容をgoogleが検索結果に使用することがあるためのようです。
meta descriptionについて
検索順位には影響しないが、表示に使用される
meta descriptionは現在検索順位には影響しないそうですが、上記のように検索結果の紹介文に使用されることがあります。
人がみる紹介文が適切なものになることで、アクセスアップにつながるそうです。
タイトル+ブログ紹介だとクリックはあまり期待できませんよね。
Seesaaブログで何が出来るか
Seesaaブログでは個々の記事のmeta descriptionを設定することはできないので、機械的に本文やキーワードを使用することしかできません。
本文も最初の方を表示するのならば、googleの結果とかわりませんし、キーワードの羅列もイマイチです。
seesaaブログではmeta descriptionをうまい具合にカスタマイズするのは難しそうです。
いっその事消してみる
当サイトではうまい具合にカスタマイズできないので、消してしまってgoogleに全て任せる事にしました。
以下消しても問題ないだろうという判断した根拠です。
Stingerにはmeta descriptionがない
SEO効果の高いと言われているWordPressのテーマ、Stingerではmeta descriptionは設定されていません。
google webmasterの動画で重複は推奨されていない
参考にしたのはこちらのサイトの解説です。以下引用です。
この動画の中で、 Googleのスパムチームの Matt Cutts 氏はこう言っております。 「Meta descriptionが各ページ個別化していることはもちろんいいし、なんならMeta descriptionが重複しているよりもMeta descriptionが入っていないほうがマシだ。事実、僕(Matt Cutts 氏)のブログもMeta description入ってないしね。」
2015.8.6 追記
現在はなるべく記事に独自のmeta descriptionを書いた方がよい、と考えています。
まだまだ現在の機械検索の技術で、記事の要約を行うのは難しいからです。(可能なのはキーワード周辺の文章抽出)
当ブログでもなるべくmeta descriptionを入れるよう心がけています。
ただ各記事に共通したものや機械的に抽出した記事の冒頭など、独自のものでない場合はあえて記述する必要はないかなとも思います。
有用度で並べると、以下のような感じになるかと思います。
独自のmeta description(人による要約)>meta description 無し(検索エンジンによるキーワード周辺の抽出)>=記事の冒頭の機械的な抽出>各記事共通
なので各記事にmeta descriptionが設定できない場合は、消してしまうというのは悪くない手ではあると思います。
Seesaaブログでのmeta descriptionの消し方
Seesaaブログではmeta descriptionは全体HTMLに記述があります。
一応今回は記事ページではmeta descriptionを消して、それ以外のページでは現状のものを残すことにします。
以下のように<% unless page_name eq ‘article’ %><% /unless %>で<meta name=”description” />をくくれば、記事ページにはmeta descriptionが表示されなくなります。
<% unless page_name eq 'article' %> <meta name="description" content="<% if:extra_title ><% extra_title | nl2br | tag_strip | remove_emoji %>,<% /if %><% blog.description | nl2br | tag_strip | remove_emoji %>" > <% /unless %>
これでgoogleが再びインデックスを貼った際には、googleが自動で紹介文をつけてくれます。
変更したHTML
今回変更したHTMLを以下に公開しています。revisionを見ると変更した箇所がわかりやすいかと思います。
全体HTML
https://gist.github.com/kantan2015/afe161226bc225e1930e/7c84d6300a1d2f3c57b8019b382c0ee8f3ee496d